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「インクルーシブ防災」考えたい 大学生防災士が準備に奔走

社会

掲載号:2021年6月25日号

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防災士の資格を取得した栗原さん
防災士の資格を取得した栗原さん

 逗子葉山で活動する「すこやかいきいき協議会」がNHK厚生文化事業団と共催で、「インクルーシブ防災」に関する企画を1年間にわたって行う。

 年齢や性別、障害の有無に関わらず、同じ地域に住む人たちが支え合えるよう、健康づくりや生きがいづくりを行っている同団体。被災地支援活動を経験し、防災士の資格を取得した大学生が実行委員長として奔走しており、「障害を持つ当事者の方たちとともに、ひとりも取り残さない防災を地域の人たちと一緒に考えていきたい」と意気込んでいる。

「誰も取り残さない」

 今回、実行委員長を務めるのは逗子市在住の大学2年、栗原ひとみさん。高校1年の時に逗子葉山の中高生からなるグループ「3・11つなぐっぺし」のメンバーとしてボランティアバスツアーに参加。南相馬市を訪れた。現在は社会学を専攻しながら、防災にまつわる情報をSNSで発信するなどしている。そんななか、「改めてしっかりと学ぼう」と防災士の資格を取得。「現在の避難訓練や計画は、障害のある方たちが考慮されていないことがほとんど。参加者の皆さんと共に考え、被災時の格差をなくしたい」と話している。

 今月と来月の2回、オンライン会議システムを活用して参加者とNHKが作成した「インクルーシブ防災」に関する映像を視聴し、ディスカッションやグループワークを行う。6月27日(日)が「避難編」。7月18日(日)は「避難生活編」。時間はいずれも午前10時から正午まで。参加無料で定員50人。申し込みは氏名、年齢、所属団体(あれば)を明記し、前日までに【メール】sukoiki.k@gmail.comへ。ZOOM参加情報が返信される。

 いずれも視覚障害や認知症などの当事者や車いすユーザーが参加予定。秋には避難訓練や避難所設営訓練を実施し、冬にはそのまとめを行う。また、3月11日に「ずし市民防災の集い」を開催する予定という。

 企画に関する問い合わせは【携帯電話】080・5095・5763同団体の服部さんへ。

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