高齢者への新型コロナワクチン接種が進むなか、逗子市と葉山町では、基礎疾患を有する人らに接種券の送付を始めた。海外留学や出張などを予定している人についても対応が始まり、「お急ぎの場合は直接お問合せ下さい」としている。
逗子市では、今月1日から14日までの期間で年齢に関わらず基礎疾患がある人や高齢者施設等の従事者からの申請を受け付け。約4700人の対象者のうち、1600人の申し込みがあったという。接種券の発送は7月中旬を見込んでいる。
また、窓口等で要望が寄せられていることから、海外留学や赴任、出張を予定している市民に対しても、申請があれば接種券の送付を始めた。個別医療機関での接種となる予定で、担当者は「お急ぎの方はお問い合わせください」と話している。接種券送付申請書(所定の理由による先行送付用)は市ホームページからダウンロードできる。問い合わせはワクチン接種コールセンター【電話】0570・010・081へ。
葉山町では、「基礎疾患を有する」「高齢者施設等に従事する」「海外留学予定がある」町民に対して、申請すれば優先的に接種券を発送している。海外留学予定者への優先送付は、今秋から始まる新年度にあわせて出国する予定の人から寄せられた声に応えたという。町ホームページにある(優先接種用)接種券送付申請書に必要事項を記入し、郵送またはメールで送る。
60〜64歳の町民は申請不要で、7月上旬から順次接種券を発送する。
8月には50〜59歳の町民への接種券発送を開始する見込みという。夜間(18時以降)や個別医療機関での接種、幼保介護職、町内小中学校の教職員への優先接種についても今後、検討していくという。
問い合わせは町ワクチンコールセンター【電話】0570・066・366へ。
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