社会奉仕活動を行う逗子葉山ライオンズクラブ(歌代光雄会長)がこのほど、逗子市の披露山公園に2基のベンチを寄贈した。
団体設立55周年記念事業の一環で行われた。ベンチは経年変化に強い合成材でできているものを選び、維持管理や補修の手間をかけないようにした。また、隣接する既存の木製ベンチ2基の補修にも協力。近日中に塗り替えが行われるという。
第二次世界大戦時に、海軍の高射砲陣地だった同公園。現在は砲台跡地に展望台や円形花壇、猿舎が建てられ、クジャクやウサギなどの動物も飼われており、市内外の人の憩いの場として親しまれている。この高台を起点としたハイキングコースも設けられ、風光明媚な観光拠点としても知られていることから、寄贈を決めたという。
歌代会長は「逗子市全景、江の島、相模湾、そして富士山を望むこの場所を訪れた方が一息つき、絶景を楽しんでもらえたら」とあいさつ。桐ケ谷市長は「逗子の魅力を発信する場所に寄贈していただきありがたい」と感謝を伝えた。
同クラブはこれまで、葉山町の旧役場前や葉山大道交差点隣接公園内、消防署脇、役場前バス停、長柄橋上りバス停などにベンチを寄贈、設置している。
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