「きかちゃんを救う会」の活動が山場を迎えている。重い心臓病を持つ葉山町の森木花ちゃん(3)がアメリカで心臓移植手術を受けるため、母・理恵子さんの友人らが結成した同会。治療費や渡航費を含む3億5千万円を目標に6月から募金活動を行っており、9月8日時点で9割を超えた。一刻も早い渡米のため目標とする9月末までの達成を目指し、最後の追い込みをかけている。
「活動を始めてから、悩む間もなく沢山の善意や温かい言葉をいただいており、日々感動し、感謝しています」と語るのは代表を務める前島麻子さん=人物風土記で紹介。湘南や横浜エリアを中心に街頭で協力の呼びかけを行っている。地元商店街も協力し、逗子葉山の各商店が募金箱を設置しているほか、きかちゃんの父・賢吾さんの地元長崎県でも支援の輪が広がっている。
ただ、コロナ禍で予定していたチャリティーコンサートは中止になった。8月半ばまではボランティアとともに街頭募金を行っていたが、現在は人数を絞り、会のメンバーだけで実施している。「目標まであと一息の所まで来ている。改めて地域の皆さまに、思いを寄せていただけたら」と前島さんは呼び掛けている。
問い合わせは事務局【電話】046・871・0302(平日午前10時〜午後3時)またはホームページ。銀行振り込み(横浜銀行葉山支店普通6063096「キカチャンヲスクウカイ」)のほか、ホームページ内でクレジットカードによる寄付も受け付けている。
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