地元で暮らし、事業を営む40歳までの有志が集まり、地域活性化事業を行っている(一社)逗子葉山青年会議所(森村佳生理事長)が、防災動画を作成した。
葉山町が発行する「防災読本」をもとに、海岸に滞在している時に地震が発生した際、どのように逃げればいいかを伝えるもの。メンバーが津波避難経路誘導路面シートなどを参考に県立葉山公園から走って高台へと向かう姿を収めた。「揺れを感じたら警報が出るまでに避難を」「車は渋滞や障害物で身動きが取れなくなるため、基本的には自分の足で行動を」など、防災読本に書かれている具体的な注意点も伝えている。
9月1日の「防災の日」にちなみ、全国の自治体では防災・減災に向けた取り組みが行われているが、コロナ禍によって、訓練が実施できなかったり、啓発事業が中止となるケースが相次ぐ。同団体の友田慶樹さんは「動画で『実際にやってみた』と発信すると、より身近に自分事として考えてくれる機会になると思う。町民の方たちのいざという時の役に立ったら嬉しい」と話している。
現在、同団体のユーチューブチャンネルで視聴できるほか、町ホームページ内にある防災安全課のページでも公開する予定。
逗子・葉山版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|