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学校法人 神奈川歯科大学 鹿島勇理事長インタビュー 時流に乗って次のその先へ 先見性と行動力でアフターコロナ、ウイズコロナの時代を乗り切ろうとする鹿島勇理事長が掲げる2022年のスローガンは「時流に乗って次のその先へ」。慎重かつ大胆に、将来に向けた大学・病院経営の成長戦略を進めていく。
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《時代を先取りした経営を実践しています》
昨年は、横須賀市と「認知症トータルケア事業連携協定」を結びました。認知症ケアや予防に向けた取り組みを行政機関と一緒に行うもので、拠点施設となる「RB白浜館」を敷地内に開設しました。ユニークな試みとして認知症予防にeスポーツを取り入れるなど、多世代の交流の場としても機能させます。
《歯科を専門としている大学が、なぜ認知症の取り組みを強化するのでしょうか》
認知症の発症にオーラルフレイルや歯周病が関与していることが発見され、口腔ケアの重要性が高まっています。附属病院の認知症専門医と連携して、歯科医療を交えた予防啓発を推進するとともに、「RB白浜館」では、認知症の当事者や家族が気軽に情報交換できるカフェなどを開きます。国内の認知症患者は600万人と推計されており、もはや国民的課題。医療に従事する者として社会的責任を自覚しています。
《昨年の4月、羽田空港内に2つ目となるクリニックをオープンしました》
コロナ禍で無謀な開院と思われる向きもありますが、将来を見据えた戦略的な投資です。空の玄関口を制覇したことで、インバウンド需要が回復した際には、「医療ツーリズム」の受け入れなどを一気に推し進めます。その先には、認知症と口腔医療を組みあわせた医科歯科連携をめざすコンソーシアム・サテライト構想があり、西洋医学と東洋医学が融合した新コンセプトの医療機関を都内に開設します。2年後の2024年を見込んでおり、場所は品川高輪口、日本橋、銀座のいずれかを想定。横須賀─横浜─東京を3つの拠点でつなぐ本学の成長プランの総仕げに向けて、大きく前進する1年とします。
《少子化を背景に大学経営は変化を求められています》
受験生確保のためにトップセールスを行っています。私自身が県内の高校を訪問し、進路指導担当者と対話しています。その場で伝えているのは「本学の施設(資源)を生徒のために有効活用してください」というメッセージ。人体標本室のある資料館の見学やVR技術の第一人者による模擬授業など「365日オープンキャンパンス」を実施しています。大学の存在意義や地域社会への貢献を改めて考えています。
■横須賀市稲岡町82/【電話】046・822・8751/【URL】http://www.kdu.ac.jp/
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現代医学と中医学中医学ってなに?3月29日 |
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