葉山町は1月14日、静岡県下田市と「御用邸所在地友好都市協定」を締結した。那須町を加えた3市町による「御用邸がとりもつ友好都市の輪」のもと、それぞれの自治体の特色を生かして、連携を図っていくという。
同日開催された下田市市制50周年式典内で協定締結式が行われた。那須町と下田市も協定を結び、3市町の友好都市の輪ができた。
町によると御用邸はこれまで、全国に15カ所建造されたが、現存するのは3カ所のみ。
式典にはそれぞれの首長と議長が出席。葉山町からは山梨崇仁町長と待寺真司議長が出席した。山梨町長と下田市の松木正一郎市長、那須町の平山幸宏町長が協定書に署名した。
町は下田市、那須町と改元や皇族の御成婚の際に情報交換を行ってきたが、これを機に、観光や経済、教育、文化、防災など、多方面で連携を強化していく考えだ。
山梨町長は「別荘のある町、静養の町である3市町に共通する豊かな自然や美しい景観、そしてそこに住む方々が町の品格を大事にできるよう、行政はもちろん、住民同士でも様々な交流を行っていきたい」とした。
防災で関係強化
町は昨年5月、那須町と「御用邸のある町」を縁に、友好都市協定を結んだ。これをきっかけに、7月には「災害時の相互応援に関する協定」を締結。防災・減災面の連携を強化している。
町内のスポーツ団体をはじめとした、町民や子ども同士の交流も促進していく方針という。
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