東日本大震災の発生から7年を迎える3月11日(日)、逗子市や葉山町では、復興支援イベントや防災訓練などが実施される。
鎮魂・献花ブース設置
逗子市内の商工業者や市民が中心となり、2012年から陸前高田市の竹駒地区を中心に支援活動を続けている市民団体「3・11ALL=逗子Movement.Vol.7協議会」が「共に生きるShare the Moment」と題し、鎮魂・献花ブースをJR逗子駅前と東逗子ヨークマート前の2カ所に設置する。時間は午前10時から午後5時まで。
当日は地震が発生した午後2時46分に1分間の黙祷を行う。また、来夏に国営追悼・祈念施設が設置される陸前高田市では、その施設から高台へ向かう道にハナミズキを植えようというプロジェクトが進められており、今回寄せられた寄付金や収益はその活動支援に充てられる。
関係者は「改めて被災地へと想いを寄せる機会となり、1人でも多くの方たちに参画いただければ」と話している。
ボラセン設置訓練
大規模災害発生時に設置される「災害救援ボランティアセンター」の役割や機能を体験してもらおうと、実際に設置・運営する訓練が11日、逗子市の第一運動公園体験学習施設(スマイル)で開催される。午前10時から午後3時まで。
被災者、支援者、ボランティア、センターのコーディネート役をそれぞれの体験できるほか、非常食を作って食べるワークショップも。参加無料。
問い合わせは逗子市社会福祉協議会ボランティアセンター【電話】046・873・8037へ。
災害時の行動学ぶ
講演会「災害時の行動と連携〜災害を生き抜く人間行動〜」が11日、葉山町教育総合センター2階研修室で開催される。
講師を務めるのは防衛大学校准教授の加藤健さん。災害時におけるパニックやデマ、危険が迫っているにもかかわらず逃げないといった人間の習性やその対策を語る。定員120人で参加無料。
問い合わせや申し込みは【電話】046・876・1111(内線396または397)葉山町防災安全課へ。
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