逗子・葉山版
最新号:2019年5月17日号

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7月に市民交流センターで行われる絵本講座の講師を務める絵本作家
山本 省三さん
逗子市逗子在住 63歳
5月29日号

人を楽しませてこそ

 ○…絵本作家としてデビューして約30年。父と子の”浴育”を描いた「おふろでぽっかぽか」や様々な生態のなぞに迫る「動物ふしぎ発見シリーズ」など、ユーモア溢れる作品を世に送り出し続けてきた。心温まるお話があれば、時には実話をもとに戦争の意義を問いかけるものなど、題材は実に様々。「一番大切なのは、読んだ後に『面白かった』と言ってもらうこと」。今もそれが原料力だ。

 ○…大学を卒業後、都内の薬用酒メーカーでコピーライターとして勤めた。絵本との出会いは、当時通っていた講座で外国の作品を目にしたのがきっかけ。「すごく綺麗で、絵本の世界に引き込まれた」と振り返る。その後、絵本作家の高橋宏幸氏のもとで学び、出版社主催のコンテストに応募したところ、処女作が入選。勢いそのまま会社を辞め、作家への転身を決意した。「1冊出したくらいで調子に乗るなと、先生には随分叱られた。今なら僕も同じことを言いますけどね」といたずらっぽく笑う。

 ○…昨年、文化プラザパートナーズが主催した絵本づくり講座で講師を務めた。人気作家が作品づくりのコツを教えてくれるとあって、定員の倍近い応募が寄せられるなど好評を博した。今年は大人向けと子ども向けの2本立てで、物語の作り方から製本の仕方までを伝授する。「絵本は人に楽しんでもらってこそ。作品の向こう側に思いが届くような描き方が伝えられたら」

 ○…地域のワークショップに出向くほか、子どもフェスティバルにも実行委として携わるなど、市民活動にも積極的に関わる。そうした繋がりから作品の着想を得ることも。「もしも宇宙でくらしたら」は知り合った宇宙建築の専門家の協力を得て、宇宙ステーションで暮らす小学生を描いた。逗子に越して早30数年。作品のアイデアはまだまだ眠っている。「逗子の自然を題材にした作品も書いてみたい。いつになるかはわかりませんが」とほほ笑んだ。




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