新年の恒例行事の一つ、「藤沢市消防出初式」が1月9日(日)に藤沢市消防防災訓練センター(石川3417の1・小田急線六会日大前駅徒歩約20分)で行われる。今年も消防部隊の演技や消防団の一斉放水、藤沢とび職連合会のはしご乗りなどが披露される。
1657年の江戸の大火が契機といわれる出初式。藤沢市では1948年の自治体消防発足以来、引き継がれてきた新春の風物詩だ。消防活動を市民に公開し、防火に対する意識を高めるとともに、消防関係者の士気向上を目的として毎年開催されている。時間は午前10時から昼12時。荒天時は中止。
公開演技は10時50分から11時50分。消防音楽隊ドリル演奏や消防車両部隊等の分列行進、藤沢とび職連合会の協力による伝統の技「木遣り・はしご乗り演技」、核被害やテロなどの災害を想定した消防署部隊による人命救助・消火訓練も行われる。市消防団部隊による一斉放水では、6色22本のアーチが新春の空をカラフルに染める。
また、住宅用火災警報器など防火に関する情報や、AEDの紹介、消防車、救急車、高度救助資機材などの消防装備の展示、ミニ消防車の試乗コーナーも。消防団による地元野菜や花の無料配布も実施される(なくなり次第終了)。
市消防総務課は「20mに及ぶ迫力ある放水をぜひ見てもらいたい。来場の際は公共交通機関で足を運んでもらえたら」と話した。
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