2011年の藤沢市成人式が1月10日(月)に行われる。今年は市制施行70周年を記念して、初めて新江ノ島水族館で開催。例年6割強の参加率が今年はどこまで上がるか―。注目の成人式となりそうだ。
今年の新成人は1990年4月2日から91年4月1日までに出生した藤沢市内在住の男性2018人、女性1832人の計3850人(10年11月1日現在)。昨年は3869人の新成人のうち、2511人が参加。参加率は64・9%だった。
今年の成人式の特徴は、これまで藤沢市民会館で行われていた会場が、新江ノ島水族館になったこと。新成人7人で構成される成人式実行委員会でも、「みんなに来てほしい」「思い出に残る式にしたい」という声があり、過去にも同水族館での開催を求める声があったが、今年は市制70周年にあわせて同館が特別に協力、初めて実現に至った。
式典は午前11時から
当日は午前11時から式典を開始(入場は午前10時)。12時まで貸し切りで成人式を行う。式典はイルカショースタジアムで挙行され、約10分間の「特別イルカショー」も。スタジアムには着席で800人、立見を含めると1500人ほどが収容できる見込みで、「相模湾大水槽」にある100インチの大スクリーンで式典が見られるようにするという。成人式に参加する新成人には年間パスポートの引換券が贈呈される。
来年以降の実施については、主催する(財)藤沢市みらい創造財団青少年事業部は「今年初めてなので、やってみないとわからないため未定」という。
今年のテーマは、「3840スマイル―ONE BIG WAVE―(3840は昨年10月1日現在の新成人の人数)」。「3840人の笑顔が集まれば、大きな波となり、新しい時代を創ることができる」という思いが込められている。
特別企画は、成人式中の写真を撮る「輝け!ハタチのスマイル!」と、告白したいこと、目標、願いなどのメッセージを魚のかたちをしたカードに書き込む「新成人の主張」など。これらは2月11日(金)から17日(木)まで藤沢駅北口地下展示場で開催される「藤沢市みらい創造財団展」で展示される予定。
同青少年事業部は「えのすい前は一時停車もできないので、来場には公共交通機関を利用してほしい」と話す。
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