綾瀬スマートIC 「一刻も早い開設求めていく」 「地区協議会」発足 海老根市長が副会長に
綾瀬市小園付近から東名高速道路にアクセスできる新たなインターチェンジ(IC)の開設へ向け「地区協議会」が発足し、17日に綾瀬市役所で初の会合が開かれた。
今年5月下旬までに実施計画書の最終確認を進める計画で、平成29年度までの供用開始を目指す。
協議会の会長には、東京工業大学の黒川洸名誉教授、副会長には笠間城治郎綾瀬市長と海老根靖典藤沢市長が着任した。
笠間市長は「IC開設を今後のまちづくりの基軸と位置づけている。1年でも早い段階での開設を求めていく」と述べた。
海老根市長は「ICの開設は藤沢市にとっても悲願。実現へ向け、今日、第一歩を踏み出すことができた」などと話し、協議会発足を評価した。
また、綾瀬市商工会の斉藤敬訓会長は「綾瀬は5つの工業団地を持ち、1600の事業所を抱えるが、交通の便が悪い。一刻でも早くというのが、商工会としての希望」と早期の開設を熱望した。
この日の会合では事務局がETC専用となるスマートICの概要について説明。従来型のICに比べ、低コスト化が実現できるなどのメリットを紹介した上で、県道42号線・寺小橋西側を計画地とした綾瀬ICの検討案などを示した。
委員からはICを待望する声が大半を占めたが、「IC付近は事故件数が多い。アクセス道路との潤滑性を持った道路になるよう進めていきたい」「住宅地への車両進入が懸念される。幹事会で検討してほしい」など今後、検討すべき課題なども出された。
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