グランドホテル湘南で17日、藤沢市内で奉仕活動を展開する藤沢中央ライオンズクラブ(中塚一宏会長)が結成35周年の記念例会を行った。当日は、同クラブメンバーのほか、330―B地区ガバナーの金子圭賢氏をはじめ、市内各クラブの役員や、遠方から姉妹クラブの南アルプスライオンズメンバーも駆けつけた。
中塚会長は開会のあいさつで「35周年という節目の年に、会長をさせていただき嬉しい。様々なかたちで誰もがボランティアできる時代だからこそ、ライオンズらしさを出し、新たな飛躍をしていきたい」と話した。
長年福祉に多大な貢献
記念例会へは、海老根靖典藤沢市長も来賓として出席。「長年、健康で長生きができる街づくりに協力してもらっている。特に福祉方面での多大な尽力に感謝したい」と述べた。
また、同クラブは35周年記念事業として、(財)藤沢市社会福祉事業協会「やすらぎ荘」へ電動マッサージ機1台、社会福祉法人「光友会」とNPO法人「ウェルフェアポート湘南」、藤沢市制70周年記念事業「水辺に親しむ会」へ金一封を贈呈した。
記念例会後は、2000年シドニーオリンピック100m背泳ぎ銀メダリストの中村真衣さんを招き、「栄光・挫折・復活―どん底から這い上がれ―」と題した記念講演も開催された。
参加者は、オリンピックメダリストの話を真剣に聞き入り、講演後は記念撮影するなどして、有意義な時間を過ごしていた。
同クラブは1975年に設立。翌76年2月21日に認証された。以来、老人施設への慰問訪問や障害者施設での餅つき大会、海岸のクリーンキャンペーンへの参加、年6回程度の献血奉仕、介助犬、盲導犬育成のための街頭募金など、多岐にわたる活動を実施し、継続している。現在、会員は18人。今期の会長テーマは「己を忘れて他を利する」。今回の例会は、通算851回目だという。
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