市内で奉仕活動を展開する藤沢グリーンライオンズクラブ(加藤覚会長)が4日、用田の畑に茅ヶ崎市児童養護施設白十字会林間学校の子どもたちを招き、ジャガイモの種イモを植えた。
これは、子どもたちに自然の恵みを肌で感じてもらおうと毎年実施している、同クラブ恒例の奉仕活動。
天候にも恵まれた当日は、クラブメンバーの宮治孝雄さんが講師となって、種イモの植え方をレクチャー。宮治さんから「ジャガイモはナスの仲間」と教わった子どもらは、目を丸くして驚いていた。
畑に入ると、すっかり打ち解けたクラブのメンバーや友達と協力し、等間隔に種イモを並べていき、30分ほどで作業は終了。子どもらは「ジャガイモ好き」、「楽しい」と感想を話した。
今回植えたジャガイモは、約3カ月後に、大きな実になり収穫を迎える。種植えを終えた一同は、畑に向かって「大きくなぁれ」と手を合わせていた。
その後は、クラブがジュースやフランクフルト、豚汁、おにぎりなどを振る舞い、子どもたちと親睦を深めていた。
「天気も良く、富士山も眺められ、いい汗をかけた。3カ月後の収穫を子どもたちと一緒に、楽しみに待ちたい」と加藤会長。
今回使用された畑はクラブが運営管理する農地で、「槃遊苑(ばんゆうえん)」という。近隣施設の子どもたちが作付けや収穫をし、自然とのふれあい体験を楽しむコミュニケーション農場として利用されている。
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