社会人のボランティア団体「サーフ90藤沢ライフセービングクラブ(盛田武代表)」が、神奈川県内で初めて「日本青バイ隊(本部・佐賀県)」に登録され先月28日、湘南の海の安全を守る「サーフ90藤沢青バイ隊」が発足した。
「出来る事から始めよう」をモットーに、1990年に発足した同クラブ。隊員37人全員が社会人で、鵠沼海岸のサーフビレッジを拠点に、海岸での救護や救助、警備活動を行っている。年間を通じ日曜日に活動しており、毎年7、8月の海水浴シーズンには、海岸でのパトロールを実施している。
青バイ隊は、船舶が立ち入れない海水浴場や浅瀬で水上バイクを利用し、水難救助やマナー向上のための広報啓蒙活動を行う団体。現在、青バイ隊に登録されているのは全国でも2団体のみで、ライフセービングのクラブが登録されるのは今回が初めてという。
同クラブは、年間を通しての海の安全・事故防止活動が評価され、日本青バイ隊の構成員として日本財団から要請を受けた。盛田代表は「今までやってきたことが認められて嬉しい」と話している。
水上バイク贈呈
先月28日に鵠沼海岸で行われた発足式では、日本財団から海上パトロール用の水上バイクが1艇寄贈された。バイクは1100ccで3人乗り。助成金額200万円。計2艇体制になり「機動力アップにつながる。荒天時の安全性に努めたい」と意気込んだ。同クラブは会員募集中。【携帯電話】090(5210)8316服部さん。
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