遠藤三大まつりの一つ「遠藤あじさいまつり」が、東日本大震災復興支援チャリティーとして6月19日(日)、慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス南側を流れる小出川両岸の「花とせせらぎの道」(えびす橋から大黒橋までの約500m)で開催される。時間は午前9時半から午後3時まで。雨天決行。主催は遠藤あじさいの会(渡辺重雄会長)。
2001年から始められ今年で12回目を迎える遠藤あじさいまつり。今回は、東日本大震災の復興支援チャリティーとして、演芸や神輿などは行わず、本部に募金箱を設置するほか、慶応大学の学生による募金活動が行われる。震災を受け、まつり自体の実施の是非も話し合われたが、「少しでも義援金を募って被災地に届けたい」との想いから、規模を縮小しての実施を決断したという。
渡辺会長は「被災地の皆様が大変なときに、自分たちだけ騒ぐわけにはいかない。でも、美しく咲き乱れるあじさいの花を一人でも多くの人に楽しんでもらいたい」と実施の意義を話す。
花とせせらぎの道に約500株植えられたあじさいは圧巻。ブルーリボンをはじめ、額あじさいや隅田の花火、和菓子の柏餅の葉に似た葉をつけることから名づけられた柏葉あじさいなど様々な品種のあじさいが植えられている。色も、白や紫、ピンクにブルーなど目にも鮮やかなあじさいが楽しめる。
今年は冬の寒さの影響で、昨年出た新芽の先が霜で凍るなど、生長が心配されたが、まつり開催の19日ごろには見ごろを迎えるという。
当日は遠藤南組太鼓保存会の呼び太鼓でスタート。昼12時からは、毎年恒例のティッシュのつかみ取りも。午後1時からは北原太鼓保存会の太鼓演奏がまつりに華を添える。
あじさいの会会員や地域住民らによる模擬店約20店も出店。花の苗をはじめ、地場産の新鮮野菜や綿菓子、竹炭、手作りせっけん、フリーマーケット、焼きそばなどの食べ物がズラリと並ぶ。
アクセスは湘南台駅西口から神奈中バス23または24系統「慶応大学行」バスで慶応大学前下車、またはJR辻堂駅北口から神奈中バス34系統「慶応大学行」刈込下車。宝泉寺などに臨時駐車場も設けられる。
問い合わせは遠藤市民センター【電話】0466(87)3009まで。
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