「第35回平成23年度藤沢市総合防災訓練」が先月27日、藤沢市立御所見小学校で行われた。
当日は神奈川DMAT(藤沢市民病院)、藤沢市医師会、藤沢市歯科医師会、藤沢市薬剤師会、藤沢市獣医師会や、藤沢市建設業協会、藤沢エフエム放送、藤沢市社会福祉協議会、藤沢市商店会連合会など51の団体、機関から約300人、市職員約180人、御所見地区を中心に約400人の市民らも参加した。
訓練はM7・9の地震により、市内各地で家屋倒壊やライフラインにも多くの被害が生じ、死傷者が多数発生したことを想定。「災害に強いまちづくりをめざして」をテーマに行われ、重機や緊急車両、米軍機も出動するなど、大規模な訓練となった。
多数傷病者対応訓練では、地震により通行中のバスにビルの瓦礫が崩れ落ちた事態に、神奈川DMATや救助犬、高度救助隊が出動。手際よく救助活動を行っていた。
道路復旧訓練では建設業協会のメンバーらが重機を自在に操縦、陥没した道路に土をかぶせ、スコップを持った人の手によって通行可能な道路に応急復旧させていた。
災害対策本部長の海老根靖典藤沢市長は「多くの関係機関の協力でこのような訓練が実施でき、感謝したい。津波GPSの設置など県にも要請しているが、藤沢の安心で安全なまちづくりのために今後も各機関・団体などと力を合わせて取り組んでいきたい」と話した。
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