今年の藤沢市民まつりは「参加型」イベントが数多く用意されている。特に、そのカラーを強く打ち出しているのが御所見・遠藤地区会場。秋葉台公園、文化体育館を中心会場に、「100人ウクレレ」「100人マルモダンス」「100人吹奏楽」など、これまでの市民まつりにはない企画で、まつりを盛り上げる。御所見・遠藤地区を担当する西貝成一さんに、見所を聞いた。
―高木ブーさんとのウクレレにマルモダンス、ユニークな企画が並んだが
「幅広い世代の市民が参加できることを考えた。昨年の『空気イス』などを除けば、市民まつりで個人が参加できるイベントは少なかったように思う。ウクレレは藤沢市内の公民館事業でも人気だし、マルモダンスは子どももその場でできる。吹奏楽は知らない人と演奏するのは難しいかもしれないが、だからこそ楽しいと思う」
―参加する団体も多彩になった
―「湘南工科大学の学生には障害者も乗れるユニバーサルカヌーの体験やエコカーの試乗をやってもらったり、藤沢市民活動推進センターからは5つブースを出してもらう。地域の太鼓保存会、フラの団体、企業からはコカ・コーラがイベントカーを出し、ジャグリングを披露する」
―ごみの問題も投げかけているが
「屋台から出るごみは、燃やしても大丈夫なものや、何度でも洗って使える再利用可能なものへ変えていきたい」
―会場内には休憩所が2カ所予定されているが
「木漏れ日カフェ、グリーン・カフェを用意した。できれば、飲料水の企業などにスポンサーとして入ってもらえればと考えている。安心して誰もが来られる『あたたかい』ものにしていきたい」
―運営方法も昨年から少しずつ変わりつつある
「これまでの部分を踏襲しながら、(運営の面でも)市民に楽しく参加してもらい、市民の力を引き出し東日本復興をメインにやっていく」
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