「何見てんだよ」と聞こえてきそうな仏頂面
体長約70cmのワニガメが先月27日、藤沢市片瀬海岸の境川でカヌーをしていた男性によって発見された。保護した藤沢警察署では「犬や猫の迷子はよくあるが、ワニガメはちょっと」と驚きを隠せないでいる。
ワニガメはアメリカ南東部などに生息する世界最大の淡水ガメで、日本にもペットとして輸入されている。今回発見された迷子のワニガメは、飼い主を特定するためのＩＣチップが埋め込まれているか、藤沢市保健所で調べたが検出されず、違法に飼われて捨てられたものとみられる。
このワニガメは、署内の小さなポリボックスで窮屈な数日過ごした後、１日に野毛山動物園（横浜市）に引き取られた。
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