片瀬東浜海水浴場沖と江の島ヨットハーバー内で先月4日、水難救助活動訓練が行われた。当日は、藤沢市南消防署や神奈川県警察、海上保安庁など各水難救助実施機関の関係者ら約100人が集まった。
訓練は航行中に横波を受けた遊覧船が転覆、多数の要救助者が発生したとの想定で実施。参加した隊員は「関係者が一堂に会することにより、事故が発生した時のそれぞれの動きを把握できた」と話した。
同訓練は、各機関による情報共有と円滑な連携活動を図ることが目的。今回は、茅ヶ崎市、鎌倉市、寒川町の消防本部からも多くの参加者が見られた。
南消防署によると、湘南海岸では例年約20件の水難事故が発生しており、海水浴客やサーファーが行方不明になることや、江の島で釣りをしていた人が高波にさらわれるなどといったケースもあるという。「海と親しみの深い藤沢市民の安全を守っていきたい」と同署は話している。
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