藤沢小学校裏手の保存樹林一帯で9日、外来植物トキワツユクサの除去が行われた。これは、藤沢市立大庭中学校の生徒が職場体験学習の一環として「神奈川県植物誌調査会藤沢グループ」メンバーの指導の下で実施したもの。
当日は22人の生徒と同グループのメンバー8人が参加。一面に生い茂っていたトキワツユクサを手分けして抜いていった。この草は観葉植物として日本に入ってきたものが野生化した。常緑草で一年中枯れることがなく地面を覆うため、在来種の成育に大きな影響があるという。
同グループの埜村(のむら)恵美子代表は「成果がすぐに見えない作業だが、子どもたちが自然環境保護に興味を持ってくれたことが嬉しい」と話した。参加した生徒らは「疲れたけど達成感があった」などと話していた。
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