藤沢市内の学校給食に対し、放射能対策に万全を求める陳情が先月28日、800人を超える署名とともに藤沢市議会に出された。提出したのは、子どもを持つ保護者らの団体「子ども達を放射能から守る会藤沢」(佐々木奈都江代表)。
陳情は以下の6項目。【1】学校、保育園の給食食材は、できる限り放射能不検出の産地のものを選択すること【2】放射能が検出された地域や海域産の食品をやむなく用いる場合、使用前に市が放射能検査を行い、定量下限値を示した結果を公表し、不検出を確認の上で使用する【3】汚染度が高いと予想される品目から優先的に測定が行われるよう検査を計画し、品目と日程を事前に公開すること【4】摂取前測定を徹底させるため、各施設の献立、日程がなるべく統一されるように配慮すること【5】給食の安全性に不安を抱く保護者が希望した場合、弁当・水筒の持参を制限しない【6】民間保育所・私立幼稚園でも公立同様の対策がとれるよう情報共有や連携を図ること。
会では、藤沢市が示した食材の放射能検査拡充について敬意を表すも「6月議会では給食に関する陳情が了承されたが、具体策がとられていない」とし「検査拡充はありがたいが、それ以前に検出産地の食材は使わないで」と話す。陳情は12月5日、こども文教常任委員会で審議される予定。会の活動はホームページでも発信している。【URL】http://savekidsfujisawa.jimdo.com
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