一生住み続けたいまち湘南藤沢〔2〕 「大丈夫ですか?藤沢市のお財布」
藤沢市が51年振りに普通交付税の交付団体となったことについて、財政の健全性が損なわれているのではといった指摘がなされています。しかし、その理由は主に国の算定方法の見直しによるものです。では、具体的に市の台所事情はどのような状況なのか、私が市長に就任した平成19年度と比較してみたいと思います。
まず、平成19年度に約765億円あった税収入は、平成22年度には約39億円減少しました。一方で、生活保護費などの義務的な経費(扶助費)は約100億円増加しており、今後も厳しい状況は否めません。
しかし、そのような中でも、平成22年度は、市の「貯金」にあたる財政調整基金に10億円を積み立て、実際には8348万円の黒字となりました。この「貯金」は4年間で8億円増え82億円となりました。市の「借金」の割合を示す実質公債費比率も、8・2%から6・3%まで減り、実際の額も844億円から784億円と約60億円減少しています。自主財源比率も全国787団体中22位にランクが上がりました。
このように、藤沢市は健全な財政運営を行っておりやりくり上手と言えるのです。今後も、市民サービス向上に向け、効率的な市政運営と健全な財政運営を目指してまいります。
湘南ふじさわ靖風会【しょうなんふじさわせいふうかい】
〒251-0054 神奈川県藤沢市朝日町12-1 カドクラ8の3階
TEL:0466-29-5575
FAX:0466-28-5579
|
|
|
|
|
|
|
<PR>