白旗神社(鈴木大次宮司)で14日、左義長神事が行われ、約1000人の参拝者で賑わった。
同神事は「どんど焼き」、「さいと焼き」とも言われ、古い札やしめ飾り、門松などを焚上場の火で焚き清め、神に感謝捧げるもの。
当日は参拝者へのお祓(はら)いが行われ、鈴木宮司の祝詞に続いて焚上場に火が灯されると、赤々とした炎が立ち昇った。
この火で書き初めを燃やして天高く舞えば、書道の腕も上がると言われ、竹に刺した赤、白、緑の団子をこの火で焼いて食べると一年間、無病息災のご利益があるとされている。
当初、近隣住民らで行われていたどんど焼きは1982年(昭和57年)から「白旗左義長神事」として同神社の境内で開催されるようになった。
周辺地域の商店街や消防団などの協力を得て開催されている同神事は現在、市内でも最大規模のものとなっている。
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