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藤沢版 公開:2012年2月17日 エリアトップへ

藤沢市の新市長に就任する 鈴木 恒夫さん 大鋸在住 62歳

公開:2012年2月17日

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「藤沢再生」へ第一歩

 ○…「藤沢再生、信頼回復」を掲げ臨んだ選挙戦。当確が出た瞬間、「ホッとした」と安堵の表情を浮かべる一方で、「市政を担う責任の重さを痛感した」と気を引き締める。2月26日から始まる任期へ向け、「まず自ら襟を正して取り組みたい」と意気込む。

 ○…注力する政策として、高齢化社会へ向けた行財政改革と、市民、行政、市長相互の信頼関係の回復を挙げる。「行政サービスを落とさず次世代にも負担をかけずに行財政改革をするには、無駄な組織を見直さなければいけない。(信頼関係の回復へ向けては)風通しの良い市役所に変えていきたい」。自ら「新しい風を吹き込もう」という勢いを感じる。

 ○…藤沢生まれの藤沢育ち。生粋の「藤沢っ子」だ。中学、高校時代は陸上部に所属。110mハードルが専門で、県大会で優勝するなど、部活に打ち込んだ。「0・1秒タイムを縮めるために必死で練習した。あの頃は、『何の役に立つんだろう』と思ってたけどね」。いち早く出馬を表明し、戦いを制した忍耐力は、この時に培われたものなのかもしれない。その後、大学、サラリーマンを経て29歳で藤沢市議会に初当選。政治家を目指したのは「自分の適性に合っていると思っただけ。地味だけど信念だけは持ってやってきたから」。市議4回、県議5回、そして今回の市長選と全て当選した所以は、政治へ取り組む真摯な姿勢と、強い「信念」があったからなのだろう。

 ○…「藤沢はおおらかなまち」。富士山、海、江の島が見える伊勢山や芙蓉カントリー倶楽部がお気に入りスポットなんだとか。しかし今「藤沢らしい歴史と文化、伝統に基づいたひとつの流れが損なわれている。藤沢の郷土の特性を活かし、まちを再生していきたい」。そう力強く語る表情から、「藤沢愛」と藤沢再生へ向けた強い「信念」が伝わってきた。
 

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