2012年度の藤沢市当初予算案に「アンテナショップ運営費」が計上され、4月以降も継続の検討が進む「岩手・宮城・福島観光物産プラザ」。同プラザは市の復興支援プランの一環で、被災地から避難している3人が販売員として勤務。「東北に行ったことがある人など、声をかけてくれるお客さんが多くて話をするのが楽しい。『直接現地には行けないけれど』と、プラザに買い物に来てくれる応援の気持ちを感じる」と販売員の1人は話す。
店内には石巻の「鯨カレー(630円)」などオススメ商品が並ぶ。運営する藤沢商工会議所は「被災し、流通ルートが確保できない中小企業などの商品を販売価格で買い上げて売っている。消費をすることが直接被災地の支援になる」と語る。本日9日からは、福島県南相馬市の伝統行事「野馬追(のまおい)」にちなんだ、せんべいなどの菓子も販売予定だ。
また現在、東日本大震災1年のパネル展を開催中。同プラザ内に震災当時と現在の様子を撮影した写真パネルを展示する。営業時間内(午前11時から午後6時半・水曜定休)は自由に見学できる。3月13日(火)まで。
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