藤沢市医師会主催の「藤沢の医療を考える集い」が3月24日(土)、藤沢市民会館小ホールで行われる。時間は午後3時から5時。参加無料、予約不要で先着400人まで。同会の鈴木紳一郎副会長に話を聞いた。
―今回の集いの内容、聞き所は
当日は震災から1年経ったこともあり、「藤沢の災害医療を考える」をテーマに2部構成で開催される。1部では現地に赴いた医師から、震災の振り返りなど。2部では、現在も市民の皆様が不安に思っている放射線について。「放射線被ばくと健康被害」と題した講演を行う。「ベクレル」「グレイ」「シーベルト」などテレビなどでよく耳にする単語だが、実際に正しく理解していない方はぜひ来てほしい。講師の聖マリアンナ医科大学放射線科中島康雄教授が、市民目線に立った解説をしてくれる。
―なぜ毎年この集いを実施しているのか
藤沢市民に医療の現状を知ってもらい、自ら考えてもらうことが狙いで毎年続けている。これまでも「インフルエンザ」や「老後について」など様々な角度から情報を提供してきた。「より良い医療を受けたい市民」と「より良い医療を提供したい医師会」の架け橋となれば。
―市民はどんな事に気を付けるべきか
いざという時に備え、普段からかかりつけ医と、かかりつけ病院の両方と人間関係を構築しておくべき。医療情報は氾濫しているし、常に更新されている。こういった集いに参加することで、医療、介護、福祉、災害といった正しい情報、知識を得ることが最も重要。
―主催者である医師会からメッセージを
当会では様々な公益事業を市民目線でパートナーとして展開し、地域医療を担っていくつもりである。この集いをきっかけに少しでも多くの方に、医師会や地域医療、災害対策などのことを知ってもらいたい。
問・藤沢市医師会事務局
【電話】0466・22・3041
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