花束を受け取る添田選手
ロンドン五輪に出場するテニス男子の添田豪選手（27・空旅ドットコム）が２日、母校の藤沢翔陵高校（篠原充校長）で行われた壮行会に参加した。当日、添田選手は体育館アリーナに集まった在校生約９４５人に盛大な拍手で迎えられ、激励を受けた。
壮行会では花束が手渡されたほか、応援団の掛け声に合わせて全校生徒らから「フレーフレーソエダ」と大きな声でエールが送られていた。
篠原校長は「多忙な日程の中で母校を訪れてくれて嬉しい。五輪代表選手の声が聞ける機会は生徒たちにとっても貴重な体験になった」と話した。
添田選手は「ウィンブルドンやデビス杯での勝利は大きな自信になった。藤沢に帰ってくると気持ちが落ち着きリフレッシュできる。藤沢翔陵の代表として、メダルを目指して頑張りたい」と力強く語った。
添田選手は２００２年度に同校を卒業。卒業後の03年にプロ転向。08、09年には全日本選手権で２連覇を成し遂げている。２月に開催された国別対抗戦デビスカップワールドグループでは日本に歴史的な１勝をもたらした。また、６月に行われたウィンブルドン選手権大会で４大大会で初勝利を挙げるなど活躍を見せている。現在、世界ランキング54位（7月11日現在）。
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