福島県双葉郡楢葉町を拠点に活動してきた「ならは天神太鼓うしお会」が、10月27日(土)と28日(日)に開催される「湘南台ファンタジア」に出演する。
同会は、昨年の3月13日に町内で演奏会を予定していたが、11日に起きた東日本大震災の影響で、衣裳や太鼓を置いたまま、ばらばらに逃れたという。指導者の高原カネ子さんは、昨年3月末に湘南台へ避難、12月末まで生活を送っていた。ファンタジア実行委員会企画委員長の星谷けい子さんによると、避難してきた際に、高原さんが老人給食の手伝いをしてくれたことなどをきっかけに、今回の出演依頼へと繋がったという。
6日には、湘南台地区社会福祉協議会会長の青木征夫さんが中心となり、「高原さんを元気に」と書かれた寄せ書きを届けた。
うしお会は会員約40人からなる子どもを中心とした和太鼓グループ。地域ぐるみで子育てを支援する目的で結成され今年で19年目を迎えた。
ファンタジアへの出演は、27日午後3時頃から湘南台駅西口特設ステージ、28日午前10時頃から湘南台公園特設ステージ、同日正午頃から湘南台市民センター横パレード出発地点。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|