世界遺産登録に向けた取り組みがヤマ場を迎えている「武家の古都・鎌倉」。9月25日から27日まで、イコモス(国際記念物遺跡会議)による現地調査が行われ、調査員が21の主な構成資産すべてを訪れた。
中国・イコモス国内委員会委員の王(ワン)力軍(リジュン)氏が調査を担当。初日には、午前9時過ぎに鶴岡八幡宮に入った。文化庁・神奈川県・鎌倉市・横浜市・逗子市の職員ら30人が付き添った。
説明は同時通訳で行われ、図面なども適宜使用。同宮の摂社若宮で、王氏は建造物に触れ、自らも写真を撮影。職員の説明にうなずく姿が見られた。
今後、審査結果を踏まえ、来年6、7月頃開催のユネスコ世界遺産委員会で登録の可否が決議される。
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