藤沢版 掲載号:2012年10月5日号
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パラリンピック自転車競技 石井選手が入賞を報告 「納得いくレースできた」

社会

ロンドンでの闘いを報告した
ロンドンでの闘いを報告した

 ロンドンパラリンピックの自転車競技に出場、トラック1000mタイムトライアルで6位入賞した石井雅史選手(藤沢市みらい創造財団)が9月26日、藤沢市役所を訪れ、鈴木恒夫藤沢市長に大会の報告と応援へのお礼を述べた。

 石井選手は「メダルを持って帰ってくることはできなかったが、納得のいくレースだった。競技生活で経験してきたことをスポーツなどを通じて子どもたちに伝えていきたい」と話した。

6位入賞した1000mタイムトライアルでは、1分09秒241の好タイムを記録。これは2009年の世界選手権でレース中に転倒して負った大ケガから復帰後のベストタイムだった。

 トラック個人追い抜きでは9位、ロードタイムトライアルでは11位に入る健闘を見せた。

 タイムトライアルでは、レース直前は水を打ったように静寂に包まれ、号砲と共に地鳴りのような大歓声が響き渡ったという。「自分の自転車を声援が追いかけてくる感じ。選手生活の中でも初めての経験だった」と大会を振り返った。

 花束と記念品を授与した鈴木市長は「いくつもの苦難を乗り越えた精神力は藤沢市民に大きな感動をもたらした。今後はイベントに参加するなど青少年育成にも力を貸してもらえたら」と語った。

 石井選手は元競輪選手。01年に練習中の事故で高次脳機能障害を負い、引退。その後パラサイクリングに取り組み、北京パラリンピックでは金・銀・銅すべてのメダルを獲得する活躍を見せ、藤沢市市民栄誉賞を受賞した。

「遠ざけるのでなく声かけが大切」

 ロンドンの街は「地下鉄の駅にエレベーターが少ないなど、設備面は課題もあった」というが、市民が障害者に自然に声をかけるなど、特別扱いしないで受け入れる雰囲気ができていたという。

 「日本も健常者と障害者が互いに住みよい国になれるはず。遠ざけるのではなく、コミュニケーションが大切」とこれからの共生社会への展望を語った。

 また、自身の活動については「障害の有無に関わらず、車イスバスケなどの障害者スポーツを体験できるようなイベントを実施できれば」と話した。
 

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