鎌倉国宝館(鎌倉市雪ノ下)では10月20日(土)から12月2日(日)まで、県立歴史博物館(横浜市中区)、県立金沢文庫(同金沢区)との3館連携特別展「古都鎌倉と武家文化」を開催する。主催は武家の古都・鎌倉世界遺産登録推進三館連携特別展企画委員会ほか。
午前9時開館で午後4時30分閉館(入館4時まで)。月曜休館。観覧料は一般600円、小中学生300円。
世界遺産登録への機運を高めるため、「武家の古都・鎌倉」を共通テーマとした関連3館の連携事業。
国宝館では展覧会を3章に分け、世界遺産候補地の鎌倉市内寺社の文化財・美術作品を中心に、国宝7件、重要文化財42件を含む計79件を展示する。
第1章「武家の信仰と造像」では「勢至菩薩坐像」(浄光明寺)など鎌倉武士たちが発願した仏像が一堂に会す。佛法紹隆寺(長野県諏訪市)からは同県宝の「不動明王立像」も出展される。
第2章「鎌倉文化の展開」では、京都や中国宋元の文化を受容し鎌倉独自の文化を築いていく過程を、絵画・工芸作品を中心に跡付ける。源頼朝ゆかりの「古神宝類」(鶴岡八幡宮)などが展示される。
第3章「頼朝と鎌倉武士」では古文書や歴史資料を中心に、源氏三代や北条氏たちの事跡をたどり、鎌倉の寺社の発展にも焦点を当てる。「源頼朝袖判下文」(県立歴史博物館)などを展示。
問い合わせは【電話】0467・22・0753同館へ。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|