藤沢市では10月15日から、幼児2人同乗用自転車の購入費一部補助の受付を開始した。申請期間は来年1月31日までで、購入額の半分(上限3万円)を市が補助する。対象となるのは、今年4月1日から12月31日の間に市内の販売店で購入した自転車で、規定の幼児2人同乗基準適合車マークが貼付されたもの。
同補助制度は、藤沢では昨年度初めて実施。今年度は助成台数を100台から300台に増加、補助額は、1台分の上限4万円から3万円と少なくなったものの、総額では500万円増の900万円となった。市子育て支援課は「より多くの市民の、適合自転車利用に繋がれば」と話している。
警察庁の全国統計によれば、6歳未満の児童同乗時の自転車事故件数は、2007年で年間1805件。幼児2人を自転車に乗せる場合に、専用の自転車を使うことが法制化された09年には1256件になり、約3割減少している。同課では「直接の相関関係は証明できない」としながらも、強度や安全性を高めた適合自転車による、事故防止効果に期待を寄せている。
詳細や問合せは同課【電話】0466・50・3580へ。
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