湘南台の「アートメガネ21(清水柾彦店長)」と、片瀬海岸の「おかしの家チロル(池田冨士雄店主)」が11月19日、平成24年度神奈川県優良小売店舗表彰の中の「神奈川県知事・(社)神奈川県商工会議所連合会会頭連名表彰」に選ばれた。
眼鏡と補聴器の専門店「アートメガネ21」の清水代表は、「これまで賞と呼ばれるものを受けたことがないので、表彰にはとても驚いた。地域の人たちのおかげだと思う」と話す。長く使える眼鏡を、ゆっくりと選べることが魅力の同店は、心のこもったサービスや清潔な店内、より良い商品を手ごろな価格で提供し続ける姿勢が評価された。清水代表は「地域の皆さんを大切にし、アフターケアなどのサービスを含め、今までやってきたことをこれからもきちんと続けていきたい」と語った。
「おかしの家チロル」の池田代表は、「地域密着でこつこつと頑張ってきたことを評価してもらえたのでは。支えてくれた皆さんに感謝したい」と話す。同店の人気商品は、ふじさわ観光名産品に認定された「湘南ぼーい」や、ほどよい甘さと口当たりの良さで幅広い年代にファンを持つ「宝乳菓」など。「江の島の小さくてかわいいお菓子屋さん」と知名度も高く、観光客が訪れることも多いという。池田代表は「これからも体力が続く限り、お客様を大事にしながら営業していきたい」と語った。
同表彰は県内の中小小売業や飲食店のうち、真心尽くしたサービスと味や技が自慢の店舗について、毎年行われているもの。37回目の開催となる今回は、県知事・県商工会議所連合会会頭連名表彰には25店舗が、県知事・県商工会連合会会長連名表彰には10店舗の計35店が選ばれ、県庁本庁舎3階大会議場で27日、表彰式が行われた。
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