江の島振興連絡協議会(湯浅裕一会長)が江の島島内に設置した防犯カメラ35台が、12月21日から本格的に稼働した。これは、住民や観光客の安全を守るために新たに置かれたもので、犯罪の抑止の効果も期待されている。
これまでにも青銅の鳥居から江島神社周辺までの参道付近には防犯カメラがあったが、今回は住宅街や島の頂上、江の島岩屋の近くなど島内の広いエリアに設置された。過去には、商店のひさしが夜中にトラックに当て逃げされてしまったケースや、酔った若者が住宅街で騒いでしまったことなどがあり、防犯の強化が課題となっていた。
湯浅会長は「イルミネーションの見物客も年々増えており、年始の初詣など多くの観光客が江の島に来る時期。安心、安全のために設置を決めたが、本来は出番がなければ一番良い」と話す。映像は1カ月ほど記録でき、警察の要請があった時に捜査資料としてのみ使用されるという。
防犯カメラの費用は約1400万円。4分の3は藤沢市の補助金を活用したという。設置は(株)ユーコーテレコム(藤沢市石川)が行った。
江の島島内の観光やイベント案内などを行う同協議会。西町町内会、東町町内会、弁天会の3つの自治会から成る。
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