藤沢南ロータリークラブ(大澤尚武会長)は1月8日、藤沢市教育委員会(佐々木柿己教育長)に風邪予防用のマスク5万枚を寄贈した。これは同クラブが地域貢献活動の一環として行ったもの。寄贈されたマスクは教育委員会が管理し、市内の各学校の児童や生徒たちのほか、教諭や学校関係者の感染防止に活用される。市内には小・中・特別支援学校合わせて55校あり、児童・生徒数は約3万3千人。
当日は大澤会長や沼野井連幹事ら同クラブのメンバー6人が教育長室を訪問。寄贈式では大澤会長が佐々木教育長にマスクの目録を手渡した。
佐々木教育長は、2009年の新型インフルエンザ流行の際に「感染拡大防止のためのマスクの手配が間に合わず、修学旅行に行く子どもたちに持たせるための準備にとても苦労した」という経験を話し、「ちょうどこれからの風邪の季節に感染防止のため非常に良いものをもらい、大変感謝している。有効に使わせてもらいたい」と語った。
大澤会長は「新型インフルエンザ流行時には、自分の経営する会社でもマスクを探すのに苦労した。あらかじめ備えて感染防止に役立ててほしい」とし、「クラブでは定期的に人事の代替わりがあるが、きちんと引き継いで今後もこういった地域貢献活動を続けていきたい」と話した。
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