藤沢市議会は1月17日、議会改革検討会を開き、4月施行を目指している市議会基本条例案の修正を行った。
これは昨年11月19日から12月18日に実施された同条例案に対するパブリックコメントの内容を踏まえて、素案に手を加えたもの。寄せられた意見の総数は38件で、提出者は3人だった。
修正されたのは、条文のうち6カ所。「(前略)議会報告会を開催するよう努めるものとする」(第9条第1項)を「開催するものとする」にするなど、条文を読みやすくし、努力義務に留まっていた条項の一部を義務として明記した。
同検討会の松下賢一郎座長は、「今回の修正案を、2月4日の説明会で全議員に対して報告し、質疑応答を行う。その結果を踏まえて2月定例会に上程、4月1日の施行に向け準備していきたい」と語った。
また市議会は、市民に同条例の概要説明や意見交換などを行うため、4月に市内9カ所の会場で議会報告会を開催する予定。
同条例は議会の運営や方針の基本的な原則を定めたもので、同検討会が中心となり作成している。
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