地域を生き活きとさせる活動、人と人とのつながりを豊かに生み出す活動・未来を切り拓いていく活動を評価する「かながわ若者生き活き大賞・キララ賞」がこのほど発表され、NPO法人「さんわーくかぐや(藤沢市本藤沢)」副理事長の藤田靖正さん(32)が選ばれた。
キララ賞は、1991年に生活クラブ神奈川が創設した賞で、今年で22回目。神奈川県で環境、文化、国際交流など様々な分野で活躍している30歳前後の若者を表彰している。
藤田さんは、誰もが伸び伸びと自由に過ごせる社会づくりと、地域に根差した活動が評価された。「まさか受賞できると思わなかった。これからの活動の支えとなる」と喜びを語った。
さんわーくかぐやは08年に障害者のデイサービスとして設立。現在は、農作業、食品加工、竹林活用、生き物飼育、料理など様々な活動を障害のあるなしに関わらず行っている。藤田さんは、アートでのまち興しイベントを企画したり、障害者と一緒にアートを通じた新しい社会作りを目指し活動している。「今後は、建物から全てを手作りして、物づくりの活動拠点となる場所をつくりたい」と意気込みを語った。
同賞には、藤田さんのほかにNPO法人「三浦半島生物多様性保全」理事の天白牧夫さんも選ばれた。2月2日には、横浜市港北区新横浜のオルタナティブ生活館で贈呈式が行われ、それぞれに賞金50万円が贈られた。
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