藤沢北警察署長に３月１日付で就任した 永野 弘幸さん（58）
「責任の大きさを実感している。市民のために力を尽くしたい」と抱負を語る。今月１日付けで藤沢北警察署の新署長に就任した。
相模原市の交番勤務から、警察学校の教官、県の会計課、その他にも警ら隊や被害者対策室などこれまでの経歴は様々。「初めてのことが多かった。新しいことは、一から勉強した」と振り返る。
その経験から、予算に関しての意識も高く「どんなことにも、その裏には予算がある。効率よく、意識しながらやる必要がある」と、コメントはまるで会社の経営者のよう。
署員に対しても、自身の経験から「警察をやめるまで勉強しろ」とアドバイスを送る。今は、生活環境や法律が日々変わっていく時代。新聞を読みニュースに耳を傾け、幅広い知識が必要という。「遠回りでも勉強を続け人間性を養うことが大切。それが地域の安全安心に必ずつながる」と熱く思いを語る。
生まれは厚木市。３人兄弟の真ん中。一度は会社員として働くが、『やりがい』や『いきがい』を考え警察官へ。北署管内は、どこか故郷の厚木と似ていて郷愁を感じるのだとか。「新たな気持ちで、市内はもちろん、県全体の安心安全をゆるぎないものにしていきたい」と言葉に力を込めた。
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