地域歯科医療の拠点へ 新口腔保健センターが完成
新しく建設されていた藤沢市口腔保健センター(鵠沼石上)がこのほど完成し、藤沢市歯科医師会(伊藤保之会長)が3月24日、同センターの竣工披露記念式典を行った。
式典には、県歯科医師会の高橋紀樹会長、藤沢市医師会の武内鉄夫会長、藤沢市薬剤師会の後藤知良会長など関係者が出席し、完成を祝った。
センター入口でテープカットを行ったオープンセレモニーの後、4階のホールで式典が催された。
伊藤会長は、開会のあいさつで「日頃からお世話になっている関係者の方々のおかげ」と感謝を表し、「新口腔保健センターは、利便性も良く医療機器も新しいもの。気持ちを新たに皆様の役に立てるよう頑張りたい」と決意を語った。
その後、来賓があいさつに立ち「地域歯科医療の拠点となるよう」と期待を寄せていた。
広さが2倍に
藤沢市口腔保健センターは、休日診療と、自ら歯の痛みを訴えることが困難な障害児者の歯科医療を目的に、1982(昭和57)年に設立された。
移転は、旧センターの老朽化やスペースの手狭さなどが理由となった。新センターは、これまでよりも広さが2倍となり、医療機器も一新。4階には、講演やセミナーなどが開ける約150人収容の部屋を設置した。
休日診療と障害者歯科診療、摂食・嚥下支援相談が利用できる。また、10月からは、要介護・高齢者歯科診療所として利用される。
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