第12回栄湯湘南亭「三遊亭遊吉落語会」が6月4日、栄湯湘南館(藤沢市亀井野)で催された。
当日は伊勢原市出身の落語家三遊亭遊吉さんが、約100人の観客を前に古典落語の演目「ふたなり」などを披露した。身勝手ながらどこか憎めない登場人物のやりとりや、役人のちぐはぐな誤解などを、軽快な調子で演じた。観客は遊吉さんの語り口に声を上げて笑い、巧みな噺を楽しんでいた。また退場の際には、遊吉さんが最前列の児童に「子どもにも面白さがわかったのかい」と語りかけるなど、身近な寄席ならではの光景も見られた。
この催しは、「笑いで商店会の振興を」という目的で、毎年行われている。北橋節男同落語会実行委員長は「鵠沼や片瀬など、離れたところから足を運んでくれた人もいた。今後は頻度を増やし、催しを広げていきたい」と話した。
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