藤沢暴力追放推進協議会(田中正明会長)の設立20周年記念式典が6月27日、藤沢市民会館で行われた。会場には同会会員や警察関係者、行政関係者など約100人が訪れ、節目の年を祝った。
田中会長は冒頭のあいさつで、「20年前の設立当初は、200人以上の暴力団員が地域を脅かしていた。常に毅然とした態度で立ち向かってきた先人たちを見習い、今後も藤沢を暴力から守るための活動を続けていきたい」と語った。
続いて市内の事業者など15人に、日頃から地域の暴力団排除に協力してきたとして、同協議会が感謝状を贈呈。また稲葉敏幸藤沢警察署長からも15人の対象者に表彰状が手渡され、計30人が壇上で感謝状や表彰状を受け取った。稲葉署長は祝辞で、「他県では暴力団が拳銃で市民を脅かす事例もあるが、市内では顕著な暴力団の被害はない。暴追協をはじめ、市民の協力のおかげだと思う」と謝辞を述べた。
式典の後半では、県警察本部暴力団対策課の高橋基さんが「神奈川県暴力団排除条例について」の演題で講演。近年の暴力団情勢について、捜査官の立場から語った。
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