第68回国民体育大会、山岳競技の関東ブロック大会が7月20日(土)と21日(日)、県立体育センター(善行)で催される。市内で同競技の国体予選が行われるのは初めて。期間中、同センターの体育館には競技の専用設備「クライミングボード」が設置される。
国体の関東ブロック大会会場は、種目ごとにエリア内の1都7県から毎年交代で選ばれ、2013年の山岳競技では神奈川県が対象となる。
同競技は約5mから12m以上のクライミングボードを、埋め込まれた突起を使って規定時間内に登るもの。ロープの有無と高度などで「リード」と「ボルダリング」の2種目に分けられる。競技には大規模な体育施設や大型の専用設備が必要となるため、同ブロック大会は今まで、常設の専用設備を持つ横浜市や川崎市などで開催されていた。また藤沢市内には公営の山岳競技用設備が無く、これまで大規模な大会は行われてこなかった。
今回は藤沢市山岳協会の東昭一会長が「藤沢にブロック大会を誘致して、多くの市民に競技に触れてもらいたい」と県山岳協会に働きかけ、初めて市内での開催が実現。県立体育センターで行われることとなった。
競技に使われるクライミングボードなどの専用設備は、同センターの体育館に設置される。大会期間中限定の特設会場のため、終了後は撤去が行われる。
ブロック大会には、神奈川、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、山梨の7県の代表選手、計21チーム42選手が出場。国体開催地の東京都代表は、すでに出場権を持っているためオープン参加となる。
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