観光客を急病から守れ 江の島で救命講習会
夏の観光シーズンを前に7月18日、江の島市民の家で、島民と店舗従業員らが普通救命講習を受講した。主催は江の島振興連絡協議会と藤沢市消防局。
島内の事業者が主体となり、救命講習会を開催するのは今回が初めて。神奈川県内外から多くの観光客が訪れる江の島で、安心して楽しんでもらえるように、観光客の思わぬ急病やケガに備えて実施された。
講習会には同協議会のほか、江ノ島電鉄(株)、島内の町内会、(公社)藤沢市観光協会などから65人が参加。講習会では、応急手当の重要性や目的、DVDで基礎知識を学習したあと、救命に必要な応急手当の実技講習を行った。参加者は、基本的な心肺蘇生法やAEDの使用法などを体験。真剣な表情で取り組んでいた。その後、熱中症についての講話が行われた。
消防局では「応急手当を行うことにより、救命できる確率は2倍以上にも上がる。藤沢市では、市民の5人に1人が救命講習を受講し、応急手当ができるよう務めているので、1人でも多くの人に受講してほしい」と呼びかけている。
次回の救命講習は8月24日(土)、藤沢南消防署3階講堂で行われる予定。申込みは同署管理課【電話】0466・27・8181へ。
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