元気に泳ぐ赤ちゃんイルカと母親のシェリル（写真提供・新江ノ島水族館）
新江ノ島水族館（藤沢市片瀬海岸・堀由紀子館長）で７月30日午前11時49分、バンドウイルカの「シェリル」（体長２８９cm、体重約２５６・５kg）が赤ちゃんを出産した。同館で２頭目となる飼育下５世の誕生だ。
母親の「シェリル」は１９９６年に自然界（静岡県伊東市）から搬入された個体で、出産は今回が初めて。繁殖行動が確認された父親の「アテネ」（体長２８７cm、体重２５６kg）は２００４年同館で誕生した飼育下４世。同館では12年６月に誕生した世界初の飼育下５世「サワ」（メス）の誕生に続き、２例目となる。
赤ちゃんイルカは体長約１３０cm、体重は推定で約30kg、母子ともに健康だという。イルカショースタジアム横のブリーディング・プールで元気に泳いでいる姿が見られる。同館では「新しい命の誕生をどうか見守ってください」と話している。
同館では今後、赤ちゃんイルカの名前の一般公募をするとしている。
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