藤沢市と公益社団法人藤沢市観光協会は8月下旬、新たな観光客の誘致とリピーターの確保を目的に、観光冊子「るるぶ特別編集 藤沢」を発行した。市町村が発行する「るるぶ特別編集版」は、神奈川県内で初めて。
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「るるぶ特別編集 藤沢」は、現在使用している「ふじさわ観光マップ」「藤沢花まっぷ+(プラス)」などの観光マップとパンフレットを統合したもの。2012度から構想が練られ、13年1月から4カ月ほどかけて制作された。市観光課では「見やすさや読みやすさに気をつけて作った。見た人が藤沢に『行きたい』と思うような動機付けになれば」と話す。
同冊子は、旅行情報誌「るるぶ」を発行している(株)JTBパブリッシングが企画・編集・制作を担当。掲載店舗の選定なども行った。同課では「JTBパブリッシングの編集技術のクオリティの高さと認知度を活用することで、利用者の興味を誘発し、手に取ってもらいやすくなる」と話す。同冊子は女性をターゲットにした作りこみになっており、観光情報だけでなく、花やグルメ、ショッピング、体験メニュー、散策コース、サイクリングコースの紹介も行っており、周遊してもらう狙いだ。
つるの剛士さんが紹介
冊子の表紙には、ふじさわ観光親善大使を務めるつるの剛士さんも登場。中では「江の島1日まるごと遊んじゃおう!!」と題して、江の島のパワースポットの紹介も行っている。つるのさんは「都内からも近くて自然にも恵まれた藤沢。ボクも住む大好きな街『藤沢』には、素敵な場所がたくさんあります。みなさんもぜひ『るるぶ』を片手に、藤沢に遊びに来てみてくださいね」と、来藤を呼びかけている。
観光客への防災情報
同冊子には、安心して観光を楽しんでもらおうと、防災情報を掲載。県が発表している津波浸水想定区域をはじめ、広域避難場所や避難施設、津波避難ビル(対象となるビル入口に貼ってあるマークも紹介)を地図上に表記。緊急時の情報収集対策手段として、メールマガジン「ふじさわ防災ナビ」への登録の仕方も掲載されている。るるぶ特別編集版としては、全国初の取り組みになるという。
問合せは市観光課【電話】0466・50・3531へ。
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