中学生が1日外科医に 藤沢湘南台病院でセミナー
中学生が外科医の仕事を体験する講座「ブラックジャックセミナー」が10月5日、藤沢湘南台病院(鈴木紳一郎院長)で開かれた。これは、他人や自分の命の尊さを学び、思いやりの心をもってもらうことを目的としている。
参加したのは、市内北部の中学生35人。セミナーでは、救急救命体験や手術縫合体験、超音波メスを使った模擬手術など6つの仕事を体験学習した。
手術ガウンとキャップを身に付けた生徒たちは、緊張した表情。超音波メスや縫合針など実際に手術で使う器具を手にすると、真剣な表情で取り組んでいた。指導は同病院の医師、看護師らのスタッフが担当し、中学生が緊張しすぎないように丁寧に教えていた。
鈴木院長は「世の中で1つお金で買えないものは『命』です」と語りかけ、「私たちは命を守り楽しく生きるサポートをしている。病院の先生たちが、どういうことをするか勉強して下さい」と激励した。
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