湘南台高校 模擬議会が白熱 がれき処理・TPPを審議
湘南台高校(円行・川口英一校長)の1年5組が11月15日、地方議会を再現した模擬議会を行った。
これは県教育委員会が推進する「シチズンシップ教育」の一環で、生徒が政治や裁判など、社会参加するための能力や知識を育むことを目的に実施されている。
生徒らは選挙で選出された議員として、「中高一貫教育」「がれきの広域処理」「TPP参加」など4議案について審議。政党分けと委員会分けを行った後、委員会で個別議論を重ねて本会議に臨んだ。委員会報告や反対・賛成討論を経て、採決を行い、丹(たん)陽菜(はるな)議長により「採択の結果、本案は多数をもって否決されました」などと結果報告された。
賛否16対24と、最も白熱したがれき広域処理議案。受け入れるがれきの放射線量の基準値など、具体的な数値を用いながら反対討論を行った小野真穂さんは「与党の票を獲得するには、具体的な数字を出すのが効果的だと思った。ネットでいろいろ調べて討論したので、反対派が増えて嬉しかった」と話していた。
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