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がんの療養と緩和ケア 体や心のつらさを和らげる
1932(昭和7)年に鈴木病院として設立された藤沢湘南台病院。80年以上にわたり、常に地域社会の要望を重視し、時代の要望に応えている。
昨年4月、同院が新たに開設したのが「緩和ケア病棟」だ。『緩和ケア』とは、がんの告知、治療、終末期と時期を問わず、「痛い」「苦しい」「気が晴れない」などの体や心の悩みを緩和し、患者の生活の質を改善しようというもの。
がん看護専門看護師の林ゑり子さんは「患者さんが、元気を取り戻し、やりたいことを実現できるようにお手伝いしている」と話す。19床と病棟は大きくはないが、スタッフが連携し患者をサポートしている。
また同院は、「緩和ケアチーム」を立ち上げ、患者を中心に医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフ、ソーシャルワーカー、栄養士など、様々な職種のメンバーが協力し緩和ケアを提供している。
林さんは、緩和ケアについて考えるタイミングは「早すぎる」ことも「遅すぎる」こともないという。療養中の体の不調、気分の落ち込みや絶望感など心の問題は日常生活をも妨げるものだ。「一人で悩まずに、周囲の医療スタッフや家族に相談してほしい」
緩和ケアは主に、病棟への入院、ケアチームによる診療になるが、同病院では、外来診療や在宅療養への対応も進めている。林さんは「藤沢湘南台病院に出会えて良かったと思えるように、お役に立てる努力をしていきたい」と抱負を語った。
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