「江の島大絵図(おおえず)」と「小笠原東陽筆祭礼(おがさわらとうようひつさいれい)のぼり旗」が12月11日、藤沢市指定重要文化財に指定された。
岩本楼(江の島2の2の7)にある「江の島大絵図」は、江の島全体を300分の1にしたもので軸装されている。作者と制作年代の記入はないが、岩屋弁財天のお旅所(たびしょ)に護摩堂などの堂塔が描かれていないことから、1842(天保13)年以降のものと考えられている。なお、1月以降に一般公開される予定。
「小笠原東陽筆祭礼のぼり旗」は御霊(ごれい)神社(羽鳥3の15の28)と八坂神社(城南5の3の28)に2本ずつ保管されている。市の学童教育に貢献し、各界に多くの人材を輩出してきた「耕余塾(こうよじゅく)」を主催・運営した小笠原東陽自筆の祭礼用のぼり旗で、書かれた1885(明治18)年以来、御霊神社と八坂神社に供されている。なお、御礼神社ののぼり旗2本が、1月1日(水)から3日(金)まで、同神社境内の羽鳥町内会館で公開展示される。午前9時から午後3時。無料。
今回の指定で、市所在の指定文化財は、市指定69件、神奈川県指定14件、国指定9件の計92件となる。
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